駅前の商業施設1Fの
入口脇に
自転車屋さんができた。
リニューアル前は
地下1階に
自転車屋さんはあった。
私は
ここに自転車屋さんができた時
あぁ
目の前にたくさんの駐輪場があるし
とても便利だと思った。
なんなら
お店の人、よく考えたわね。
と感心すらしていたら
つい先日
父親とこの商業施設に来たら
父の口から
こんな言葉が…
「なんで こんな汚れてる(修理場所)が
玄関にあるんや」
と少々口はよろしくないが 出た。
その時に
思ったの。
あぁ
目の前の便利さばかりを
ついつい考えて
ナニカとても大事なものを
失いつつあるのでは???と
利便性。や時短。
ばかりに気を取られ
文化的な思想が減り
不便さがもたらす
美しさなど
昔から日本人が
大切に持っていた
心のゆとり、豊かさが
こうして減っていってるのでは
ないかと…
それも
知らざ知らずのうちに
楽。簡単。便利。
という
安易な方向に
流されているのでは…
と
ドキッとしました。
父は昭和12年の生まれ81歳。
父の世代のひとたちは
モノもない時代だから
自転車などは
自分達で直せる人も
多かったという。
母は84歳。
母の世代の人たちも
親も含め
最低限のお裁縫をできる人も多く
モノを大切に扱いながら
モノも今のように
化学繊維のお洋服ではなく
ウールのセーターやら
コットン100%の生地やら
枚数を多く持たなくても
本物を大事に着ていたように
私には思える。
どんなものにも
丁寧に、大事に最後まで
扱う。
今やお洋服やモノを
つづくろったり
修理したりせず
買い直す方が
安くなって
モノへの愛情も少なくなってきては
いないだろうか???
とにかく
入口の自転車屋の一件で
私はなにか
警鐘を促された感じ。
残りの人生。
生きていくうえで
今47歳の私だから
意識して、後世に伝えていく
何かはあるのではないか?と
ふっと思った。
そんな夜。
基本がさつなタイプの私。
だからこそ
すべてのものを
丁寧に扱うぞ!
と強い気持ちで
日々を過ごしていかないとな。
と思う。
これから
意識して
暮らしていきましょ
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